2016年8月18日木曜日

SmartLaser用のアプリを0から開発する。その12木札を作ってみる。(o^^o) 使い方その2


SmartOutv0.1の使い方のつづきです。

●Step1 ファイルの読み込み
ファイルの読み込みは2通り。Drag&Dropか、
filenameのTextBoxのダブルクリっくしてファイルを指定することにより読み込みます。
ファイル形式は、基本的にはPNGです。
jpegとtiffも読めますが、TIFは読めない場合もあるかもしれません。


読み込んだらたぶんこんな感じになります。
さらに、ディフォルトのUNITが0.1なので、画像サイズと0.1をかけた出力サイズが表示されます。
この例だと、幅36mmになっていますね。




●Step2 サイズの指定とリサイズ
ここが実は最大のポイントです。
読み込む画像が**DPIかということは意識しません。
『この画像の巾を何ミリで出力したいのか』
ということを指定するようになっています。
その場合に、画面で【UNIT】という指定があります(ディフォルト0.1mm)
これを指定して【reSize】ボタンを押すことによって、画像そのもののピクセル数を調整します。
※ピクセル数の調整はメモリ上での問題で、ファイルを上書きしたりはしません。



※補足 UNITとは?
塗りつぶしを行う時に、実際には線の集まり(水平にハッチをかける感じ)として実行するので、
その間隔を指します。加工する素材にもよりますが、木材などは0.1mmくらいが個人的にはイイ感じです。

それでは36mmに表示されている幅を20mmに変更してみましょう。
w-h-linkにチェックをいれると、width/heightのどちらかをいれてフォーカスを移動すると、
もうひとつが計算されて表示されます。
そこでreSizeを押すと、
ピクセル表記部分も変化します。
この段階で、内部的にこのピクセル数の画像に置き換わっています。


●Step3 回転・ネガ・リフレクト
【L90】【180】【R90】ボタンは画像の回転、
【NEGA】はネガ加工、【REF.】は左右鏡像の変換を行います。
このアプリはレーザー照射を基本的には水平方向しか行わないことを考慮し、設定します。
ここでは、右に90度回転させています。



回転させた結果表示はこのようになります。



●Step4 出力の画面に移動します。
Goto Laser Page!ボタンまたは、上部のtabを『monochromeImage』タブに切り替え画面を切り替えます。


これです(o^^o)


●Step5 COMポートのサーチ
最初にCOMポートのサーチを行います。
【サーチ】を押すと、COM1〜COM10までを探索し、発見したところでとまります。
下の図では、3番が該当して表示されています。




●Step6 レーザー機器の初期化
【Laser Init】を押して初期化をします。
reset originにチェックをいれておけば、0,0の探索と設定を自動で行います。


初期化が終了するとその旨、表示されます。


●Step7 データのチェック
【CHECK!】を押してデータのチェックを行います。

チェックとは名ばかりで、内部で水平ハッチのベクトルデータを生成しています^^;
よっぽどでない限り、すぐに終了します。
出力必要時間とかが表示されますが、あてになりますせん^^;



●Step8 出力位置の指定
画像の出力位置(左上座標)を指定します。
そのまま値を入力してOKです。
【Pos Setting】を押すと怪しげな画面が出ますが、まぁやろうとしていることは
わかると思います。


●Step9 速度と強さの指定、そして実行!
SpeedとPowerを指定します。
moveSpeedはレーザーを照射しない場合の移動速度ですが、特に問題なければ、
8000とかでいいでしょう。
あとは、【laserGO!】を押せば、実行が始まります。


駆け足での最低限の説明でした。
説明してない機能もいろいろありますが、それは追って説明するつもりではいますが、
何分まだver0.1なので、ちょくちょく画面も変わるかもしれません。
そこらへんはご了承を^^;

では最後に加工結果です(o^^o)

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