2017年12月22日金曜日

FinRed Manual(1) 最初に設定すべきこと

FinRed Manual(1) 最初にすべきこと

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001 インストール
インストールは必要なファイルをひとつのフォルダにCOPYするだけです。
ただし、Program Files以下は一般的にはNGです。
これはこのフォルダに対してあれこれ読み書きするからです。
権限があるとあれこれ面倒なので、C:/Laserとかの方がよいです。
入れるファイルは以下です。
Laser04.exe
KHDLL.dll
piumv8dll.dll
wrapdfium.exe
なお、アプリを終了すると、設定ファイル(ini。中身はJSON)が作成されます。
その他、gsdll32.dllもあった方が良いです。
これはghostscriptというものですが、どっからか調達してきてください。
2011年以降あたりのがよいです。

002 ドライバの類
このアプリは、COMポートに対してG-codeを出力するので、
FABOOL LASERの場合には、仮想COMポートドライバなるものが必要です。
STMicroelectronics Virtual COM Port
とか
arudiono mega 2560
とか、そこらへんあたりかと思います。
これから先、仮想COMポートドライバはインストールされてるものとして話をすすめますので、そこんとこよろしくお願いします。

003 起動画面
必要なファイルをひとつのフォルダに入れ
Laser04.exeを起動するとこんな画面になります。
ここまでくれば、実行環境として大丈夫でしょう。


004 最初にやるべきこと
仮想COMポートに接続されていて、使用可能な状態かどうかチェックをします。
【Search!】ボタンを押すと、COM1-10まで探しに行きます。
実際には、FaboolLaser,LasaurGrblの文字列が帰ってきたならば、
そのCOMポート番号でOKとし、その番号が画面上に表示されます。
そして【Init】ボタンを押せば、原点のリセットが行われます。
一般的にはCOMポート番号は、同じPCならば同じでしょうから、
Searchは一度やればOKです。最後に設定された値はINIファイルへ書き込まれるので大丈夫です。
Initはアプリ起動に対して少なくとも1回は行わなければなりません。


ここまできたら、少なくともなんらか出力することが可能な状態になっています。


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