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2016年6月2日木曜日

Smart Laser CO2 というのを組み立てる。の3※Inkscapeは私の知っているDPIでは無かった件。


SmartLaserCO2というのを研究開発目的で購入。の3

時間がだいぶかかりましたが、なんとか完成しました。

まぁ水冷の冷却装置が、個別のパーツもすぐ壊れそうだし、
わざわざアクリルでつくってるのもよくわかんないし、
さらにネジの締め方がありえない弱い構造で、
あまりにも壊れそうなのにもかかわらず、
値段的に甚だ不満があるのはさておき、
とりあえず、S/Wをインストールしてサンプルをダンボールでテスト。


予想を上回るなかなか良いできです。
そして、精度をはかるために、100□80□60□40□20□で板に刻印。

よさげなんだけど、、、寸法を計ってみると、100mmのところが99.6mm。
でも、XもYも同じくこの値なので、機械的には問題無いと予測。

なんかFBのグループでちょこちょこ報告されてるような、
ズレちゃうとか、、直角がでないとか、そういうのはありません。
機械的に問題のありそうなところはかなり気合をいれて作ったので、
それがよかったのでしょう。

で、調査開始です。
このS/W、『Gコードで保存』ができるので、それを保存し、
TABを自分で入れて、EXCELに貼り付け。
まずは座標のグラフ化。


なるほど。なぜこれだけ制御点(正確な呼び名は知りませんが)が多いのかは謎ですが、
それは後回しにして、X,Yそれぞれの座標のMIN,MAXを調べると、
その差は、99.59。

そう、できあがりの99.6は全然間違ってませんでした。

ではどこが問題なのかと言うと、、
『Inkscapeは単位がpixで90DPI』という情報がありまして、
実際、読み込むときも90DPIを指定して読み込んでいます。

いやー、しかし、DPIってのは本来、ラスタ系の解像度を示す単位なので、
ベクタ系のデータとして使われてるのはちょっと違和感がありますが、、
それはおいといて、電卓をあれこれ叩いた結果、
【Inkscapeの90DPIのIは、25.4ではなく25.5である】
という結論に達しました。
この分だけ、誤差というか、、誤った値として取り込まれてしまっています。

この情報、間違いでした。申し訳ありません。
どうも、Inkscapeのデータの持ち方が、イラレ/PDF等のフォーマットとちょっと違う持ち方のようなので、もう少し解明してからまた記述します。

それにしても、まぁ研究開発のテーマがS/Wだから良いのですが、
この出力のためのS/W、使い勝手も、機能も、その完成度も、
今どきとしては考えられないような品質。
やりがいがとてもありそうです(o^^o)







2016年4月29日金曜日

Smart Laser CO2 というのを組み立てる。の2

SmartLaserCO2というのを研究開発目的で購入。の2

軸ユニットなんですが、前回同様、ちょくちょく問題がありまして^^;^^;
この、Black Angle Corner Connectorという、3角のアルミのやつなんですが、
やはり案の定、ボルトの穴は大きいし、締めると回転しちゃうし、
できあがってから、ちょっとぶつかっても回転しちゃうっていうシロモノです。

で、ワッシャー入れると、0.8ミリでも、直行方向でぶつかってしまう。
まぁだから低頭ボルトなんでしょうけど。

もちろん位置調整のための意味合いも含むのですが、
『位置調整は長穴、とりつける側の穴は小さい穴』であるべきです。
これが共通になっているので問題となってるわけですね。
もちろん、メーカー側も十分承知していることでしょう。
【価格を安く抑えるための方策&人々のDIYスキルに挑戦】といったところでしょう。

ということで、結論から言うと、【接着剤+ネジロック】が最良と考えました。
どんな接着剤がいいかというと、まぁ経験的に言うと、
2液混合タイプのエポキシ系の速乾性が良いかと。
10分くらいので。
そうです。小学生の時に母が陶器の接着に使っていたアラルダイトの香りです。45年前からかわりません(o^^o)
まぁいまどきですからダイソーで調達です。アラルダイトそのものは売ってませんが、同等品は買えます。
ネジロックはダイソーにはありません^^;
ねじロックは243としました。

ということで、Black Angle Corner ConnectorのとりつけはこれでOKとしました。
板等で、位置をしっかり決めてやれば、いいですね。
そして、ボルトもネジロックを2滴くらいしてやれば、そんなに強く締める必要もないし、
接着剤も面内のせん断方向にはかなり強いので、はがれてズレることもありません。





で、次 に solid v wheelユニットなるものの取り付けの問題です。
マニュアル通りに組み立てると、こうなります。


いや、しかしですよ。これ、あとから位置調整しなきゃいけないのに、
BOXレンチがしっかりはいりません。ぶつかっちゃうんですよね。
スペーサーがあと2mm長ければなんの問題もないんですが。
BOXレンチが入らないナットは、、私の中では認められません^^;^^;
いや、スパナだって、ちゃんとは無理です。


それに、あとから調整するときに、ナイロンのロックナットは重くて微調整し辛いです。
ということで、ここらを一石二鳥的に解決するべく、スピリングワッシャと平ワッシャを追加して、
ナイロンのナットはやめて普通のナットにします。
そうすれば、BOXレンチも入るし、あとからの位置調整もしやすいです。
もちろん、【スペーサを長いものに交換+平ワッシャ+ダブルナット】あたりが私の中ではベストなのですが、ボール盤やフライス盤を駆使しちゃうと、いろんな人の参考にならないので、今回はこの方法としました。




ということで、今回も一度失敗してからなんとか解決させました。
更に、頑張りましょう!!!

2016年4月25日月曜日

Smart Laser CO2 というのを組み立てる。の1

SmartLaserCO2というのを研究開発目的で購入。
これ、キットなわけです。
しかしながら、DIY素養はそこそこある私でも、ちょっと苦労したりしたので、
ちょっと書いてみます。

その1
直角を自分で出さなくてはいけない。
(良くはしらないけれども)これはもう、ヒースキットであります。(o^^o)



まぁDIYしてれば、直角を自分で出さないといけないなんてのは、日常茶飯事ですが、
キットの場合は、別と思ってました^^;
問題はこの直角のブラケット。
言ってみれば、面内はいいのですが面外の問題です。
下図のように面外方向にずれても止めることができてしまいます。


その2
直角ブラケットのボルト穴が大きすぎる
さらに、、買った状態のままだと致命的なのがこれ。

ボルトがズレると、大きすぎる穴のハジが見えてしまう程のボルトの頭と穴の大きさの関係。
これがどのように致命的かというと、仮止めしてから、本締めの時にこのブラケット、僅かにズレることがあります。
じゃぁどうすれば良いかと言うと、もちろん、『M5のワッシャーを別途自分で用意する』ということですね。

結局STEP2のとこrまで行って、全て分解してからワッシャーを入れ直しました^^;

で、それを考慮して自分で木材で治具を作成し、クランプしてネジ止めするのが、
私の中での正解です。
もちろん、理想的には、スプリングワッシャーもつけたいとこですけどね。
また、↓図のように、木材の治具は、適度に食い込むくらいだと、作業しやすいです。



その他
6角レンチは、先端がちょっと丸く、角度を付けても回せるような、長いものがあったほうが作業しやすいです。


では、頑張りましょう!