アルファチャンネルにアルファチャンネルを重ねる件とも似通った話ですが、画像を縮小化する場合の処理を考えてみます。
簡単に考えるために、2ピクセルを1ピクセルにすることを考えます。
もちろん、□と■を平均化すれば、中間のグレイになるだろうことはだれでも予想がつきます。
では、R1G1B1A1とR2G2B2A2を平均するにはどうすればよいか。
正しい方法ではないですが、特殊解から一般解を導くとたいてい合っている!
という方法があります。
そうすると、
0x00FFFFFF と 0xFFFFFFFF を混合すれば、、
0x80FFFFFF と なりそうなことは容易に想像できます。
※または、0x7FFFFFFF
ということは、、アルファの値は単純に平均をとるだけでいいような気がするので、
いいということにしましょう。
問題は、RGB部分のFFFFFFというところです。
これだけみると間違った方法をとってしまいそうなので、
別の特殊解を考えて見ます。そう、
0x00FF0000 と 0xFFFFFFFF を混合しても、、
0x80FFFFFF と、同じ結果となります。
当然と言えば当然で、アルファが0であれば、RGBが何であっても
表示上は何も無いので同じわけです。
さぁ、ここで、これらを黒地に置いた場合を考えると、
0x00FF0000 → 0xFF000000
0xFFFFFFFF → 0xFFFFFFFF
そうすると、前回と同じように、V1、α1、V2、α2とすると、
V1=100、α1=0
V2=100、α2=1.0
結果→α3=0.5、V3=100
とすると、どうやら、(V1α1+V2α2)/2 が、黒地に置いたときの実際の値と思われるので、
V3=((V1α1+V2α2)/2)/α3
=((0*100)/2)/0.5=50/0.5=100 という感じと予測できます。
V1=100、α1=0.5とすれば、
V3=(150/2)/0.75=75/0.75=100 となり、V3=100、α3=0.75となるので、
これでもあってるっぽいですね。
で、結論としては、
●αは単純に平均化するのみ
●RGBはそれぞれの要素に関して、αをかけたR´G´B´を足し合わせて平均化し、
平均化されたαで割り返す
となります。
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