SmartLaserCO2というのを研究開発目的で購入、
ソフトウェアの研究開発を開始したのですが、、、、
いろいろ試してみて、現時点で品質を決定づける要因と、
ソフトウェアでカバーできうる可能性を考えます。
今回気づいた点をあげてみますと、
【1】 ラスタモードでの実用性はどうなのか?
【2】 VLS2.30との品質の比較で負けている点はカバーできるのか?
まず、出来上がりを見てみましょう。
以下の2つはVLS2.30というキカイで、MakersBaseというところでやってみたものです。
かなりキレイです。
但し、これ、全て閉領域の塗り(FILL)でデータをつくっています。
これを加工していて気づいた点は、全て、走査線のように、
キカイが動いていたという点です。
次にSmartLaserCO2での加工を見てみます。
まず、画像をラスタで加工してみました。
うぅーーん。かなり残念の結果です。
これ、このキカイにおける(というかArduinoにのってるソフトウェア?)ラスタデータの宿命なのかもしれません。
DOTを打っているかの如く、点々の集合のようになってしまいました。
もちろんすべてが画像データなので、走査線のように、キカイが動いていました。
次に、閉領域の如く、ハッチをつけたデータにしてみます。
ううぅぅぅーーん。これはまた究極的に残念な結果です。
走査線のように、キカイが動いているわけではありませんでした。
まぁもちろん、Arduino側でうまくソートがかかっているのかもしれませんが、
ここは時間を犠牲にしてでも、走査線のように動いて欲しかったですね。
とにかく美しくない仕上がりです。
さて、まぁまだ試作段階なので、これからがチューンです。
そもそもVLS2.30レベルの品質まであげることがソフトウェアだけでできるかどうかは、
現時点ではまだわかりません。
例えば、レーザー出力管の出力安定性が劣る場合には、それをソフトウェアでカバーすることは不可能です。
とりあえず方針をたて、さらにテストしながらトライ&エラー的に進めるしかないようです。
(1)データを、画像、閉領域、ベクタ図形の3種類にわけて読み込む。
(2)画像はBITフィールドのようなRAWデータと、走査線的なデータ変換の2種類のGコードの出力が可能なようにする。
(3)走査線の感覚は指定できるようにする。
(4)線幅に対応する。これはズラしてベクタデータを2重3重4重、、、、、に描かれているかのごとくヘッドが動くように考える。
現段階では、【カットには使えるけれど、彫刻的にはこのままの品質だと残念過ぎる 】
とい感じですね。
つづく
。
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